米中交渉アク抜け?よく分からない

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 金曜日のNYダウは、10日午前0時1分(日本時間で13時1分)に10%から25%への追加関税の発動があったものの、時間外で下げ幅を縮めており悪材料出尽くしの反発局面かと思われましたが、トランプ大統領のツイッター上での「急ぐ必要はない」と対中交渉へ後ろ向きとも取れるツイッター発言やムニューシン米財務長官は建設的な議論だったと述べた割には今後の米中の交渉については「今のところ」計画はないと発言しており警戒感を誘い再び下げ幅を広げてのスタートに。
 そうかと思えば、劉鶴副首相は次回協議は北京でと発言してみたり、トランプはトランプで習主席とは強固な関係を保ち交渉を続けていくと発言してみたりで交渉完全決裂はないとのアピールから今度は下げ幅を大きく縮めました。
 チャート(次図、日足)としては2日連続で大きな下ヒゲを伴い、75日線もなんとかキープできたことから反発局面を示唆しているようにも見えますが、関税発動後の出尽くしによる上昇局面というわけでは少なくともなく、口先介入でここまで大きく動かれると方向性が全く分かりません。

 さらに、続報として残り全ての中国製品にも制裁関税を課す準備を始めたとの報道もありかなり状況は悪そう。トランプ大統領のツイッターをみても関税収入を正当化しているフシがあり、最近のツイートでは(どこの国に対して言ってるか別として)国内で生産すれば関税はかからないなど、中国がよほど譲歩しない限り関税撤廃への道は厳しそうです。ここまで強く出られる背景にはトランプ大統領の支持率が過去最高という点も見過ごせないと考えます。
 対中政策に対して強硬姿勢を弱めないイコール米国株価低迷と考えるのは時期尚早で、たとえ経済指標が弱含んでもアメリカには利下げという最後の切り札が温存されています。目先株価が低迷したとしてもパウエルプットで一本調子に下落局面となるとはなかなか考えにくそうです。


 対して日本市場は主体性がなく、結局はアメリカ・中国の株価に連動しているだけなので更にタチが悪く、週末のCFD(次図上、日足)は結局ダウと同様に長い下ヒゲでプラス圏での終了となりました。ただ繰り返しになりますがローソク足をみて額面通り米中交渉通過のアク抜け局面と言い切ってよいか微妙なところです。消費増税は見送らないといってるあたり、私はどちらかといえば悲観的な立場ではあります。
 先週末、日経平均(次図下、日足)は75日線をわずかに割り込む程度で終了しました。午後の関税発動後、米中市場ともに下げ幅縮小の動きを見せ、日本も右に習えで上昇したことから一旦は買いに回っても良いとの判断をしていましたが、その夜のダウの不安定な動きをみても果たして正しい判断であったのか迷っているところです。アメリカの全輸入品追加関税検討の報道を受けてなお週明けに先物の流れを継続して陽線を書くようであれば一旦買いに回っても良いかもしれませんが、情勢的に中国関連銘柄の戻り売りを狙ったほうが無難にも思えてきました。

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