G20を待たず、悲壮感MAX相場へ

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 悲壮感MAXというか、現実を直視しないといけない相場になったのかもしれません。昨晩のNYダウ(次図上、5分足)は序盤はプラス圏で推移し、一時は26,900ドル台をつけますが、やはり天井圏、失速して場中の殆どで持ち合いの末、引けにかけて100ドル近く下落し、結局はマイナス圏での終了となりました。S&P500も最高値を一時的につけますが、やはりマイナス圏での終了となり、足元の上昇の一服感が出てきました。
 米中首脳会談にむけて、ペンス副大統領の中国演説に関する演説を延期するなど一定の配慮を見せるアメリカですが、このタイミングで中国のスパコン企業を安全保障上の理由から禁輸対象にするといった手放しでまずはG20まで安心といった訳ではないようです。イラン問題についても、先日の偵察機撃墜の際に報復の軍事攻撃直前までいったことが明かされました(攻撃を躊躇したということで一時的に円安が少し進みましたが)。
 以上のようにG20終了までは軽視されがちであろうと思われた懸念材料が、株価が高値圏であることもあり意識され始めました。先日発表のフィラデルフィア連銀製造業指数ではアメリカ製造業の先行きの暗さが明らかとなっており、来週以降織り込まれ始めるかもしれません。ダウ先物は終値から更に50ドル程度値を下げています。

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 米国株高が終われば、更に終わるのが日本市場で、米国市場の上昇を下支えに今週はFOMC後に上昇を見せましたが、それ以外は数々の下落要因を孕んでいます。

 まずドル円(次図、4時間足)ですが、金曜の場中に106円台一歩手前まで円高が進行します。その後107円台後半まで回復をみせますが、結局は107円前半でニューヨーク時間は終了しました。今のところ日本は注視をやめて凝視するくらいしかなく(無策ですので)、下手をすると104円台まで円高が進行するリスクが高まっており、多くの企業の想定為替レートは108円台の中、来週107円台底抜けてしまい108円台復帰が遠のく事態になると。。。。

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 さらに内需に重くのしかかるのが消費増税で、金曜日に骨太()の方針が閣議決定されました。これでほぼ消費増税確定です。同日発表の勤労統計では実質賃金は前年同月比1.4%減となり、また消費者物価指数は2年5ヶ月あがり続けて0.8%増と、緩やかにスタグフレーションが拡大しています。さらに骨抜きの方針では年金給付の引き上げを狙ってであろう70歳まで雇用機会確保が謳われており、将来不安が募るばかりで消費が拡大するわけもなく、この国も末期だなと感じました。

 日経CME(次図上が5分足、下が日足)はダウ先物同様に市場終了後にすごい勢いで叩き売られて金曜終値から130円ほど下落して21,130円での終了。うーんまた21,000円の攻防となりそうですが、米国株高が剥離するのであれば、6月以降の上昇トレンドっていうのも怪しくなってしまい、足元は円高という大きな下落要因はあっても上昇材料がまったくといって見当たらないので今回は20,000円トライってのもあるかもしれません。
 中東問題解決、米中協議締結、日銀追加緩和、消費増税凍結のどれかあたりがでてこないと厳しいかも。。。

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